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2009/03/16(月)
慣れない仕事
今日は本郷での会議であった。会議というのはもともと慣れない仕事ではあるが、今日のは特にしんどかった。オレの関西弁が良くないのかイマイチ伝わってない感じやし、具体的な議論はしないという暗黙の了解があるのか反応が鈍い。パンチが空を切ってるようでかなり疲れた。KO寸前をゴングに救われたといったところかな。

落ち込んでキャンパスに戻ってきたら、今日は石本先生と黒田先生の最終講義とパーティーであった。パーティーでは普段あまり話せない人と長めに喋れて癒やされた。あとはサッカーをすれば回復するやろう。


2009/03/12(木)
フリングスさん帰る
7時半にキャンパスで拾い、柏駅までフリングスさんを送っていった。8:13の成田直通の快速を狙って行ったのだが、間違えて乗ると我孫子での乗り換えというややこしい事になるのでホームまでついて行った。朝のラッシュは上りの話で下りは楽勝と思ったがこれが大間違いで、学生やら何やらであふれかえっていた。しかしこれは土浦の方で人身事故があって電車が止まっていたかららしかった。成田に行く電車も結局9分遅れで来たわけで、ホームまでついて行って正解やったかもな。あとは成田でちゃんと京成に乗り換えるようにと念押しして別れた。

キャンパスに戻り、共同利用で来ている中野さんにゼオライトのレクチャーを受けた。出てきている実験結果は面白いのだが、従来の枠組みでは考えられないような現象なので何がどうなって磁性を出しているのか?という様な所から考えないといかん。言うてみれば、原子モデルでのフント則を見つけるような作業やな。

昼のサッカーは久しぶりにグランドをフルに使ってやった。水たまりもだいぶ乾いてきたし、20人近く来たし。今日は所員会なので後ろ髪を引かれながらも早めに切り上げ、シャワーして着替えてから会議室に。

所員会後は、りゅうど会主催の石本先生、黒田先生の送別会。りゅうど会というのは所員がメンバーの厚生事業会みたいなもので、六本木キャンパスがあった土地の名前である竜土町に由来している。で、会も終わる頃、厚生委員長の某O谷さんが「昨日のパーティーの受付を松尾さんに頼んだら、共同利用が忙しくて出来ないって断られましたよ」と言うので「そら金道研はいま人がいなくて松尾君は忙しいんやからしゃあないんとちゃうか」と答えたら「そんなに忙しいんだったら、あんた、サッカーばっかりやってないで手伝えよ」と突っ込まれてしまった。なるほどそういう考え方もあるか。オレは、働き者の松尾君がいるからこそオレが遊んでても大丈夫なんやと思ってたな。


2009/03/11(水)
熱烈歓迎
朝、駅でフリングスさんを拾ってキャンパスに戻り四方山話。フリングスさんは現在、ツールーズのパルスマグネット担当であり、昔はアムステルダムで準定常マグネットをやってたので話をしていても楽しい。世界中でパルスマグネットのフロンティアをやってる人は少ないので、共通の問題を話し合える機会も余り無い。そう言えばロスアラモスでスヴェンソンさんと話をしてからもう1年になるんやなあ。

パルスマグネットの最前線と言っても考え方が微妙に違うのが面白いところで、誰のやり方が正解かを競ってる感じかな。みんなオレのが一番やと思ってるやろうが。ただ、準定常パルスはアムステルダムでの経験が貴重なのでその辺の意見が聞けて良かった。

意見の違うコイル研究者も一致して「線材が一番重要」と言うくらい、コイルの線材は大きな問題である。オレは昔から銅銀が一番と言い続けているが、その銅銀線を作った坂井さんが午後のお客さんで、フリングスさんも話をしたいとの事。オレと坂井さんとの話が終わり、坂井さんをフリングスさんの部屋に連れて行き、フリングスさんと話をしていたガオさんを施設の見学に連れ出し、一通り見てもらってから戻って三者会談。ツールーズでも銅銀線を使いたいがどうしたら良いか?という話なのだが、オレもまだ自由に入手出来ひんわけやから現状では可能性は限られて来るわな。でも協力して使えるようにしようというところで合意に至った。

坂井さんにお願いしていた新しい銅銀線は、今回はかなりエエ仕様で作ってもらえたみたいや。これは今まで以上に楽しみで、早く仕上がって来るのが待ち遠しい。

しかし、今日は国際的な感じやったな。ガオさんは中国の定常強磁場から来ている人やし。ドメスティックなオレにとって外国のお客さんというのは正直苦手やな。理想はフランク・ドゥブールみたいな接客やねんけど簡単やないしな。そう言えば4月からオレは国際交流委員長なのだが、なかなか心配やで。まあ委員長が直接関わる部分は少ないようだが・・・。


2009/03/10(火)
吉兆か?
道頓堀へ投げ込まれたカーネルサンダースが見つかったらしい。おじさんに抱きかかえられたカーネルサンダースは思いっくそ笑てたな。これで呪いが解けたんとちゃうか。この前、今年の阪神は厳しいやろうと書いたからと言って、厳しいと考えてると思ったら大間違い。ひとつ間違えたら、怖いぐらい勝ちまくると思ってます。カーネルサンダースが良いきっかけになればエエな。

明日はツールーズのフリングスさんが来るのだが、月曜日にメールを見たらJRの柏駅を目指すと書いてあった。今はつくばに泊まっているので、TXを使って「おおたかの森」で野田線に乗り換えて柏に着くつもりやった。あわてて返信で、柏駅ではなく柏の葉キャンパス駅で降りるのだが・・・と知らせたところ今夕になって「分かった、大丈夫」との答が返ってきた。明後日の朝には成田に行かんといかんらしいが、移動がたいへんや。

3月になればもうちょっとマグネットに没頭出来るかと期待していたのだが、なかなかそうはいかん。いくつかの問題があってPCの前に座っていることが多い。この問題もカーネルサンダースとともに解けてくれんかな。


2009/03/09(月)
残念な一日

残念だったのは先週の金曜日のこと。この日は大移動の予定だったのだが朝からあいにくの雨。傘をささんといかんと言うだけで残念や。まずは本部棟でのキャンパス計画会議が最初の仕事。でも本部棟には1時半に行けば良いのでその前に松戸での用事を済ませたかった。松戸に行くならバスで柏に出てJRだろうと思い、バス停に向かった。雨の中でバスを待つのは嫌だったので、がんセンターから乗ろうと時間を合わせて所員室を出発。ちょうど11時に着いたと思ったのだが、目の前をバスが通り過ぎていった。残念や。柏に着いてJRに乗ろうとホームに降りた瞬間に電車が出て行った。残念や。松戸駅で南側に出ようとしたら、「こちらは新京成への乗り換えです」と書いて出してもらわれへん。残念や。この流れで行くと窓口で「昼休みですから」と断られるかも知れへんなと怯えながら行ったのだがそんな事もなくすんなりと用事が終わり、本郷に向かった。会議も問題なく終わり、次の目的地であるSPring-8への移動を開始した。

まずは伊丹の自宅に戻り、車に乗って行こうとしたのだが、家に着いた時点で5時半。バンケット開始が6時なので、これでは間に合わない。残念や。仕方ないから腹ごしらえしてから出かける事にした。とりあえずチャッチャと食べて出ようとしたが、今度は宿舎のチェックインに間に合うのか心配になり出席者の一人に電話して訊いてみた。返ってきたのは「何時でも大丈夫」との答だっだので安心して出発しようとした。しかしその時、オレの足下で「お出かけですか?お供しますぜ」という体で尻尾を振っている2匹がいた。オレは抗う事を諦め、観念して周辺をぐるっと連れ周り、彼女たちを納得をさせてから播磨に向けて出発した。

現地に着いたのが9時半。宿舎の管理棟でチェックインをしていたら向こうのソファで完全に出来上がった一群がこちらに手を振っている。そのままその群れに引きずり込まれるように入って行き、飲みながらしゃべっていると、「間に合って良かったな。ここのチェックインは10時までやから」と言われた。何時でも大丈夫と違ったんか?ほんまに残念な一日になるとこやったやん。

写真は、SPring-8での実験を終え、オレと入れ替わるように太宰府に旅行に出かけた岩城君。もうすぐ卒業というのに実験までしてご苦労様。


2009/03/05(木)
球春到来
今日は朝から天気が良くて、早朝から部屋が明るい。オレはどうやら明るさで目が覚めるようで、だんだん起床時間が早くなってきた。なんやかんや言うても春が近いんやねえ。

春と言えば、野球も実戦が始まっている。ここで言う野球とはWBCとかでは無く、阪神の事である。ファンなら誰しも「去年のリベンジ出来るやろうか」とか「今年のメンバーはエエな」とか思うだろうが、ちょっと冷静になった方がエエ。

まず1番の赤星は去年ほど打つのは無理とちゃうかな。ここ数年ずっと怪我がちで去年だけ久しぶりに成績を残せた感じなんで、あまり期待したらいかん。3番の鳥谷は今まで3割を打った事が無いんやから期待する方が無茶。5番の新井は去年の夏からずっと変な打ち方の癖がついているから今年はあかんやろ。メンチにしても打てる保証は無いし、今岡が復活したかどうかは4月にならんと分からんで。2番手キャッチャーも見つかってないし、ピッチャーも久保田離脱、下柳間に合わずとなって頼るのがルーキーもしくは2〜3年目の選手ではとても計算が出来たもんではない。さあ皆さん、今年は覚悟して見守りましょう。


2009/03/04(水)
雪のち曇りのち雨
今日は共同利用委員会でちょっと報告する事があったので辻角さんに「ちゃんと遅れないで出席するように、でも明日は雪で出来ませんね」と釘を刺されていた。ところが午前中のうちに雪は融けたらしく昼休みはちゃんと出来た。少しくらいコンディションが悪くてもそれはそれで結構楽しいのでついつい時間を忘れてやってしまった。ふと我に返って「いま何時?」と訊くと「6分」やと。そら、遅刻やがなとダッシュで着替えて委員会に出席した。セーフかアウトかは分からんかったが、報告には間に合った。まあ、オレは委員では無いのでOKか?

外部委員で阪大の野末先生が来られていたので、委員会終了後にフライホイールを見ていただいた。今日ははっきりせん天気で、雨の中をK棟まで移動。K棟って天気が悪いと一段と暗い感じになる。今日はその上に寒かったし。

所員室に戻ると、万城目学の新刊本を貸してあげましょうとのメールが入っていた。新刊が出ていることを不覚にも気付かなかったので嬉しいサプライズやった。楽しみや。


2009/03/03(火)
久しぶりにサッカーすれば
やっと今週はサッカーが出来るぞと喜び勇んで走り回った結果、肩から背中にかけて張りが来た。なんか変やと思いながら昨日は早寝したのだが今朝になって今度は腰に来た。それでもめげずに今日も走り回ったら今度は足がつる様な感じ。これってもしかしたら水分不足かも。そう言えば、あまり水分補給をしてなかったかも。

夜になって雪!明日が心配や。


2009/02/27(金)
助教公募のお知らせ
今日は雪なのでサッカーはお休み。サッカーが無いとテンションの低い一日になりそうだと思っていたが、ちょっとアゲ目な材料があって気分は回復。

そのひとつが、助教公募である。鳴海君が出ていった穴は大きく、共同利用で使ってもらっている研究者の皆様にもご迷惑をおかけする事となってしまった。早期に公募を開始したいと考えていたのだが、この度、所内でも認めてもらえ、ようやく開始できた。詳細は、物性研の人事公募のページ(http://www.issp.u-tokyo.ac.jp/jim/jinji/joshu23.html)をご覧いただきたい。お近くに優秀な方がおられたらぜひご連絡の程お願いします。あるいは、サッカー、ソフト、テニスの腕に自信がある方、ご応募をお待ちしています。

もうひとつは、フライホイール発電機で使うコイルのパーツが出来てきた事。これで大きめのコイルを作り始められる。3月は楽しい月になりそう。


2009/02/26(木)
試験監督の日
普段は目覚まし時計を使わない生活が続いているが、今朝はさすがに使うつもりであった。目覚ましだけでは心配なので携帯のアラームもセットしたのだが、4時に一度目が覚め、次が5時という風で結局使うことは無かった。この時間なら余裕で柏駅まで出て、代々木上原までの各停に乗れるし、それならば座って行けるのではないかと考え出発。結局、柏駅発6:18に乗ったのだがこの時間にして結構な数の乗客であった。それでも「今日は座るオーラ」を出していたせいか柏で空いた席にうまく座る事が出来た。代々木上原まで爆睡。

担当の教室はそんなに広くなかったが、マイクを渡されたので使っていたら受験生の一人からハウリングが気になるとクレームが出た。そう言われると凄く高い音が鳴っているように思えたので、マイク無しでやる事にした。若者でないと聞こえない高い周波数があるらしいので、我々にとって大したこと無いと思っても受験生にはガンガン響いているという事はあるかも知れん。試験をやる側はみんな聞こえん側の人間やから、今回みたいな事は起きるわな。

押川研の大久保さんと仕事をしたのは今日が初めてやけど、気が利いて良く動いてくれて助かったな。エエ感じや。


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shiromuku(hu1)DIARY version 3.10