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2007/10/31(水)

接待ゴルフ

引き続きコイル作業にも打ち込め、X-7も完成間近。再来週くらいの磁場出しが見えてきた。X-8もすぐ後を追っている。一連のXシリーズが一段落したら２段パルス用の80Tコイルを作りたい。まだ内コイル用の銅銀線は届いていないが、届いてすぐに組み込む形にして外コイルを準備しておきたいからである。銅銀線も11月中に届くらしいとの噂もあり、ちょうど良いタイミングかも知れない。

最近、５年間で接待ゴルフを150回もやってけしからんとか、よくそんな時間があるもんや、よほどヒマなのか？という報道を耳にするが、このニュースを聞く度にゴルフをサッカーに置き換えたらオレも同じ事を言われかねんなあと何となく後ろめたい気分になる。もちろん接待サッカーなどあるはずが無いのだが、どれくらいやってるかと計算してみると、何もない一週間でも一日くらいは出来ない日があるし、祝日や雨天中止などもある。まあ、やって週４日、やらない週は１日という事もある。出張で出来ない週も入れると平均週２日くらいか？それなら１年で100回くらいしかやっていない事になる。なーんやそんなもんか、それならもっと堂々とやってええやん。

しかし、ゴール前でただただ待ってるオレに、後は蹴るだけのええパスをくれるアレはやはり接待サッカーかも知れんなあ。

2007/10/30(火)

科研費申請終了

今年は特定領域の継続申請の年に当たる。初年度の申請は昔ながらの方式やったのに今回は電子申請になっていた。とりあえずログインしようとやってみたらページがなかなか開かない。オレは今はメインでfire foxを使っているが時々こういう事が起きるのでsafariで再挑戦。今度は成功。研究者情報を打ち込んで、分担者の情報を入れていたら画面が消えた。タイムアウトしましたから再びログインして下さいやと。これがまたなかなかログイン出来ひんし、出来たと思たら打ち込んだ情報が全部消えとるやないか。良く読んだら、消えるのを防ぐためにこまめにセーブせよとの事。そんな大事な事はもっと大きく書いとけよと思いながら、再打ち込み。ちょっと打ってはセーブ、ちょっと打ってはセーブではなかなか捗らんぞ。まったく便利なんだか何なんだか。

まあそんなこんなで何とか仕上げて持って行ったら濱田さんは休みとか、プリンターが汚くて印刷したら筋が入るとか色々ありながらも本日で終了。メールの返事を書いたり、郵便を出したり、机の上を片付けたりで見た目にもすっきりしてきた。

2007/10/24(水)

柏が寒いのかオレが弱いのか

いやー、もうあきません。昼間はまだええねんけど、夜は冷えるわ。所員室におっても足先が冷えて痛くなる。夏は過ごしやすい分冬はつらいんやろうな。辛抱たまらんからもう帰ろう。

途中で寄ったヨークマートで「蓬莱」の豚まんを発見。晩ご飯と一緒に食べよと思い購入。しかし帰って袋を見ると思っていた蓬莱では無いような感じで「蓬莱本館」と書いてある。オレが思ったのは「５５１の蓬莱」である。まあそれでも食べて見んと分からんしと蒸してみた。蒸し器が無いから鍋に湯を沸かして、底にコーヒーのドリッパーを逆さに置いてその上に豚まんを乗せて待つ事15分。何とか上手い事出来た。問題は味なんやが、どうやら期待通りではなかった。ちょっと甘みが足りひん。オレは５５１の方が好きやな。

それでも疑問に思ったのでネットで調べてみたら、元は同じ店が分かれてふたつの蓬莱があるとの事。本館はスーパーなどで販売するが５５１は直営店でしか売らんらしい。こちらで食べられへんのは残念やが、まあそれはそれで価値があるかもな。大阪に行ったらまあいっぺん食べてみなはれ。甘くておいしいから。

2007/10/23(火)

体が動く

今週は昨日も今日も体が動く。いつもなら月曜日は何かぶら下がっているか？と思うくらい体が重い。実際、お腹あたりに何かがぶら下がっているのだろうが、今週はそんな感じが無い。この週末を節制して過ごしたおかげかあるいは毎日原っぱで走っている成果かいずれにしても体が動くのはうれしい。

この調子を維持するためには食べ過ぎない事が重要である。パンはカロリーが高いから止めとこう。油っぽいものも避けたい。というわけで、よく利用するのがコンビニのおにぎり。でもこれも続くと飽きてくるし難しいとこである。今週末は一般公開で運動不足＆昼弁当である。来週はきっと体が動かない。

2007/10/22(月)

伊達研ＯＢ会報告

というわけで土曜日はなかなかたいへんであった。当日になってしまえばたいして仕事をするわけでは無いが、終わった後に肩が凝っていたので体に力が入ってたんやろうな。オレの肩が凝るというのは犬が頭痛で頭をかかえるくらいあり得ん事や。

昼は２時から講演会で、伊達先生の講演題目はこんな感じやったんやが、面白かった。オレが言うのは僭越やけど、伊達先生の話は教授を退官してからの方が面白くなった。オレが一番面白かったのは原研の基礎研究センターでのなんかの講演会の時やったけど今回も良く練られてて良かった。こんなん言うたらほんま僭越やで。

ほんでパーティーでの挨拶の様子がこれ。会の終了が９時過ぎやったから先生もお疲れの様子。ＯＢ会はこの後、ホテルの和室で夜の１時過ぎまで続いたのだが、みんな元気やわ。オレが片付け始めんかったらまだ続いてた感じやった。

2007/10/19(金)

明日は伊達研ＯＢ会

オレは伊達研最後の助手であった。そんなわけで、ＯＢ会の幹事をやらせてもらっている。で、明日はいよいよ、伊達先生の喜寿記念パーティーである。喜寿のパーティーってちょっと勘定があわないと言われるかも知れないが、それはその通りである。本当なら数えの77歳となる二年前くらいにやってないとおかしいのだが、拡大解釈して満77歳のしかももうすぐ78歳になろうとしているこの時期におこなうのである。

昔程は準備に集中できてないので何か忘れ物がありそうで恐怖。とりあえずは何も問題が起こらない事を祈るばかりである。

2007/10/18(木)

イチオシ

ここの生協は時々エエもんを置いてる。この前、新しい新製品を見つけた。トロピカーナのアップルレモネード。これはおいしい。しかし翌日買いに行ったらもう売り切れであった。無いとなると欲しくなるのが人情で、ヴォルビックのフルーツキスと同じパターンで攻めてみようと考えヨークマートに車を走らせた。正解。残りが５本であった。当然全部買い占めた。それも残り少なくなったので今日再び買いに行ったが無い。どっか在庫は無いか？

2007/10/17(水)

銅銀線の事情

オレのマグネットは銅銀線で作っている。銅銀線というのは、銅と銀の合金で作った線であり、強度はステンレス鋼なみなのに伝導度は銅の８割程度もあるという高強度高伝導度のワイヤーであり、パルス強磁場のように大電流を流し、大きな電磁応力のかかるマグネットには最適の材料である。

が、しかし現在、世の中でこれを作ってくれるところは無い。オレは残り少ない在庫でコイルを作っているのだが、これを使い切るともう仕事もなくなってしまうのである。強磁場の危機、オレの危機はもうそこまで迫っているのである。なぜこんな事になってしまったのか？

そもそもこの線は1980年代終わり頃から金属材料技術研究所（現在の物質・材料研究機構）の坂井さんによって開発された材料である。これを製品化したのが昭和電線電纜㈱で、オレは阪大時代にこれを使い始めて一気に磁場が上昇したものである。それ以来のお気に入りで、何度か仕様を変えながら作ってもらっていたのだが、５年程前に突然生産中止を告げられ、入手不可能となったのである。それ以来、事あるごとに作ってもらえませんか？とお願いするのだが会社の方針という事で良い返事はもらえなかった。

しかし一年程前に、坂井さんが新しい銅銀線の開発に成功したとの話を聞いた事がきっかけとなり、昭和電線も協力して新しい線を作ってもらえる可能性が出てきた。もちろん以前と同じ物が入手できるわけでは無いが、よりよいスペックが期待できる試作品となりそうである。今は、これが届くのを待っているところである。

もし、これが良ければ当然オレが使いやすいサイズにしたいと思っているし、そうでなくとも使えるサイズで代替品となる物を手に入れる事が100テスラの安定的な発生には必要不可欠である。実は、そこのところが何とかならないか坂井さんに相談しようと思ってた矢先に、今日、坂井さんから使える銅銀線をもう少し追求してみようと考えているのだがというお話をいただいた。渡りに舟とはまさにこの事。ぜひ一緒にやらせてくださいとお願いしまくった。

ほんまに最近のオレは人に助けてもらってばかりで生き延びてる人生やなあ。綱渡りで生きてるのは変わらんが。リスクテイカーと呼んでもらって結構だ。

2007/10/16(火)

おっ、アメザリやん

今日、強磁場コラボ計画の請求金額を見せてもらった。９月末までの契約の支払いだけであるが、たいした額である。それにしてもちょっと多ないか？世の中は計算通りに行かんもんで、不足分まで払い終えると運営経費を使い切る事になってしもうた。なんで計算違いが起きるかというと、人間の心理の不思議にたどり着く。例えば、Ａの請求額が２億４７００万円としよう、Ｂが１億１５００万円とした場合、おれは好意的に解釈して合計を３億５０００万円と計算するのである、そうすると当然、１２００万円不足するのであるが、百歩譲って不足を認めても、不足金額は１０００万円か、と理解するのである。それでもまだ２００万円足りてないのであるが、それでもたいがい大きい金額である。あまりに大きい金額を見ると勝手に端数を切り捨てしてしまう、端数切り捨て症候群のせいに違いない。恐ろしい事である。（ちなみに金額は架空のものであり、事実とは少し異なるのでお間違いの無いように）

というわけで、明日から３月末まで強磁場は実験出来ません。毎日をひたすらサッカーに打ち込めばお金を使うことなく、体力がつく。そうだそれがいいそうしよう。くらいの勢いでお金が無い。やればやるほど借金が増えるとは前も言ったが、オレの宿命かもなあ。

くらーい気持ちで家に帰って千葉テレビをつけたら、アメザリが久しぶりに出てた。前は大阪の深夜番組で時々見てて結構好きやったんやけど、最近は見いひんようになってたからなあ。なんか嬉しいわ、柳原の高い声。

2007/10/15(月)

秋風が吹く頃に君を想う

やはり今年の総括は必要やろう。最後は打たれて終わった感があるため、投手力に問題があるような印象が残ったが、むしろ問題は打てない打線やで。まあしかし、それもこれも岡田監督の理想が大人の野球にあったためでは無いかとオレは思う。そのこと自体は賛成やが。

投手力
ここ数年間の傾向を見たら、FAで選手が流出した球団は勝ててない。顕著なのがヤクルトで、今や最下位を争う球団になってしもうた。そういう意味でFAと違うと言っても井川が抜けた今年は難しい一年やった。たぶん黒田が来る予定やったんやろうが、あてが外れたな。しかし、その割には良くやった。実際、防御率は上々や。心配なのは、来年のビジョンが描けない事。

打撃力
一番の問題はこれ。打てんわー、ほんま。ええ素材があるのに腐って来てる。コーチングがしっかりしてたらこんな事にはなってないやろう。打撃コーチは二人とも解雇やろうな。鳥谷、林、桜井あたりを何とかしてえな。お願いします。

戦法
例えばノーアウトランナー１塁でバッター鳥谷の場面なら、最悪でもゴロを引っ張ってワンナウト２塁にしたい。しかし、今年はランナー進めずというパターンが多かった。岡田監督の発言を聞いていると、この場合、「そんなんヒット打ったらええんよ」か「そんなん考えて打たんと」である。自由に打たせるけれど、打って良いのはヒットか進塁打である。しかし、選手に進塁打を意識させる練習を強いている雰囲気は無い。自分で考えてやれという事らしい。これはオレの研究スタイルと通じる所もあり好きなんやが、勝つための野球ではない。もう少し指示を出したげた方が選手も楽やろう。ほんで、そういう練習をせないかんなあ。引っ張れない投球をされた時にいかに引っ張ってゴロを打つか。ヒットエンドランで打ちにくい球を放られて、無理矢理当ててゴロを打つ練習。カウントを稼ぎに投げた外角ストレートは打たんし、カウントを稼ぎに投げた真ん中のカーブは打てんでは打てる球が無いで。もうちょっと練習させようや。

そんな事は言っても、阪神ファンはこれからのシーズンも楽しい。どんなコーチ陣でやって行くのか、このピッチングスタッフなら100勝は堅いとか、来年の打線はどうとか。何十年もやって来たためストーブリーグの楽しみ方は上手いし、この季節なら裏切られる事が無いからな。

でも、このまま昔の阪神に戻っていくのではないかという心配は消える事のない心配なのであった。

Special Thanks to: ソザイヤＰＯＭＯ

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