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2006/06/13(火)
うーむ微妙や

P-100T本番の日がやってきた。低磁場での二段パルスがこれ。外コイルで13Tと内コイルの3Tで合計16Tの磁場が出ている。

段々と磁場を上げていき、90Tを狙った時のショットが下。外コイルが75T、内コイルが15Tを出す予定であったが、内コイルが10Tくらいのところで壊れたようで85Tくらいでデータが飛んでいる。外コイルは完璧やったが内で15Tは欲張りすぎたらしい。それでも85Tは見えてきた。85Tは十分世界最高だが、壊れてしまっては次にかけるしかない。

やってみて得たアイデアもあるので、次は85Tから着実に行こか。今年中にはある程度の結果が出せる確信は持てるようになったし。

まあ今日、ちゃんと最後まで勝負できたのは大満足やで。チーム金道のメンバーに感謝や。それでも、やっぱり気持ちは微妙やな。


2006/06/12(月)
いよいよ明日

今日は予定通りや。X-4は含浸まで行けた。P-100Tはこんな風に電極がつき、夕方には窒素桶の中に沈められケーブルも繋がれた。いよいよ明日である。さて天国か地獄か。


2006/06/09(金)
今週はここまで

計画に無理があったか、午前中に電極をつなぎ終わる予定が外コイルだけしか出来なかった。それでもだんだん形が出来上がっていくと実感が出てくる。残りを月曜日に仕上げたら小さい磁場で調整して、あとは磁場をあげていくだけなのでそれほど悪くはない。

で、午後から本郷で技術職員の本部面接。ちょっと早めについて医学部の13階にある「Capa」で昼食。このイタリアンレストラン、大学らしくない。さすが東大医学部とも思うが柏キャンパスにも一軒くらいあればうれしい。今日も満席で、待っている間にレストランの反対側から見えた風景がこれ。天気が悪いが、敵地東京ドームがこんなに近くに見えるとは知らなんだ。

面接は3時半くらいに終わり、阪大へ移動。木村君にザイロン巻きを伝授。


2006/06/08(木)
問題山積だが来週は

今日も他の事には目もくれずマグネット三昧。しかし、100Tマグネットは電極付けが間に合わず、まだこんな姿。電極を付けて磁場出しまではあとわずか。明日の午前中にやれるかも。

その代わりと言っては何だが、X-4は予定通り三段目を巻き終わった。だが、こいつも含浸をどうするかが決まらず、明日はお休みだろう。

明日は2時から本郷で用事があるので柏での作業が出来ない。本郷が終わったら夕方は阪大に行ってザイロン巻きを教えるつもりやし。まあ、その間に問題を解決してもらえれば来週の予定が順調に行くやろう。
問題1:100T用ピックアップコイルの製作と較正(松尾)
問題2:パラレル放電の確認(鳴海)
問題3:X-4の含浸方法(沢井)

今日の昼飯は久しぶりの「大福」。当然、お腹いっぱいなので、晩飯は抑えめで、念願のざるそばにした。やっぱり冷やしうどんよりもざるそばの方がええわ。

ガラス工作の今井さん、元気そうで良かった。


2006/06/07(水)
もうちょっとや

P-100Tがラストスパート。外コイルと内コイルは合体した。外コイル用電極棒もほぼ完成。内コイル用電極棒があと少し。それらを繋げば磁場は出せるようになる。

全力投球して虚脱状態で帰宅。今日はざるそばの気分だったが作るのも面倒だったので口当たりの良いアイスを求めてコンビニに立ち寄った。お目当てはアイスモナカの「アイボリー」。最初見かけた時、真空パックが気になり買ってしまったが、食べて意味が分かった。真空だからモナカがサクサクしている。あのサクサク感が忘れられなかったのだが、今日のは全然あかん。ケースがちゃんと冷えてないのと違うか?ねらい目は客の少ないコンビニか。


2006/06/06(火)
あたると怖い

阪大からいろいろな物を持ち帰って、さあやるぞと意気込んだ割には進展が少なくて、なんとなくネガティブに傾きながらもやる事はやらんといかん。それでも夕方にはテンションが下がりきってしまった。

そんな中、X-4は段々太ってきて太郎は三段目のリングに入った。でも次郎が入るのは明日になりちょっとずつ遅れが出始めている。マシンタイムに間に合うのか?

P-100Tは外コイルが完成。明日にはセッティング完了と行きたいところである。今週中にバンクとの調整を済ませて来週早々本番としたい。

テンションを下げながら概算要求の書類を書いていたが時間も時間になったので帰ろうと外に出たら雨!しゃーなしに傘を差して帰ったが八丁堀の駅を出たらすっかり上がってて傘が買い物の邪魔になる。簡単な物を買って帰ろうと見たら冷やしうどんがオレを誘っている。誘惑には弱いオレ、素早く買って帰り真夜中の晩ご飯にした。

夏場には冷やしうどん、ざるそば、冷やしそうめんが欠かせない。しかし冷やしうどんには恐ろしい思い出が・・・。あれは阪大の時、前日に(前々日だったかも?)宴会があり残っていたうどん玉、ちょうど昼飯にええやんと思い茹でて食べた。なんせ腹が減ってると一瞬で半玉くらいは流し込む。その時も勢いで半分くらい胃の中に入れた瞬間ふと何かおかしい?と本能で感じた。しかし理性の力でそんなことあるかいと言い聞かせて食べ続け、もう少しで完食というところで何かこみ上げてくる。うっと思うまもなくトイレに走っていたオレ。その後数分間にわたり、おそろしい咆哮がトイレから聞こえてきたのは言うまでもない。さらに恐ろしいことにはあまりに力んだため目の血管が切れ、白目が真っ赤という異常な表情になってしまった。それからしばらくは「腐ったうどんで目の血管を切った男」というありがたい名前をつけてもらった。それ以来、うどんには注意している。


2006/06/05(月)
主なしとて

土曜と月曜は阪大にこもってロングパルスのセッティング。ようやく出来上がったのがこれ。山本君が今日中に磁場テストまでやってしまうと頑張って無事終了したらしい。

ロングは無事立ち上がったし、谷口さんにX-4のパーツは作ってもらったし、調べ物はしたし、MnF2はゲットしたし、あとは柏に戻るだけと思っていたら、沢井君から柏のロングが具合悪そうとの知らせが入った。

症状を聞くともう止めといた方がええ。すぐに使うならスローロングやな。ちゃんと中まで入ってないんやろか?やはり。それにしてもマグネットはオレのおらん時に限って壊れることが多い。


2006/06/01(木)
サッカー大会とビアパーティー

サッカー大会であった。世界が驚くほどではなかったがオレは驚いた。「チーム金道」は皆うまい。確かに優勝したチームなどは良く走っていたし勢いがあった。でも「チーム金道」はそんな相手と戦いながら立派に3位という輝かしい成績であった。景品はお菓子3000円分!これも良かった。というわけで、ニッコリ笑って決勝戦をバックに記念写真。

それから、強磁場の看板が替わった。なんで国際やねん?と不思議に思われる方もおるやろうけど、理由は簡単や。なんせ世界が驚く強磁場やからな。


2006/05/31(水)
オレは怪しいと思う
コイルは順調。太郎と次郎は含浸容器の中に入り、内コイルは含浸準備完了。今日はこんなところかと部屋に戻ってメールチェックしたら微妙なメールが入っていた。

最初は、いつも何通か入ってくるジャンクメールか?と思った。差出人が女性の名前だけやったからな。しかし、中身を読むと何か違う。どうも難しそうな事が書いてある。「なんですと?」と思い、良く読むとどうやらそれはオレが理学研究科のホームページに書いた研究紹介の文章だとの事。こんな事、書いてたっけ?と確かめてみたらちゃんと次のような事が書いてあった。

『動いている電子は止まり、止まっている電子は動き出す。超伝導は壊され、そして生まれる(かも知れない)。失われたスピンは必ず復活する。その様な「場」が強磁場に求められている。電荷は分離され電場は消失するが磁場は不滅であり、かつ量子的である。だから物理現象に大きな影響を及ぼす。その様な現象を探索するために、世界で最も精密な強い磁場を作り続けている。』

で、そのメールが言うには、私は高校一年生ですが、この文章を読んで興味を持ちました。よければもっと説明してもらえませんか?と続いている。

これだけ聞けば、向学心に燃えた素晴らしい女子高校生や!と思いそうであるが、なんか怪しい。だいたい、オレの文章を読んで興味を持つか?普通、意味不明やと興味を失うやろ。さらに、フリーメールやしな。しかし、欺すにしては手が込んでる。もしこれがホンマモンのメールやったら無視するのも悪いしな、と悩みもするが、やっぱり、オレは怪しいと思うな。


2006/05/30(火)
今日はここまで

X-4は二段目を巻き終わった。明日、含浸。冷やしバメは明後日か明明後日?

P-100Tは内コイルがこんな感じになってきた。明日は固められるかも。

ロングパルス電源改造計画を木曜に実施予定。どこまで効率が上がるか?

木曜はもう一件重要な予定がある。ミニサッカー大会である。今年はソフトボールではなくて残念だったが、「チーム金道」は当然出場する。世界が驚くサッカーをするはずである。


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shiromuku(hu1)DIARY version 3.10