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2006/01/28(土)
集中できた

朝、阪大に行くと昨夜の飲み会の臭いが立ちこめた部屋で川内君が寝ていた。まあ、これはオレを待つ方法のひとつなので、やる気アリと見た。しかし、準備は不十分でケーブルを作るところから始めないといけない。なんとか昼飯までには、山本君に作り方を教えつつも完成してテストサイトにセット完了した。

昼飯後、磁場を出し始めたのを確認して木村君と新館に移動して、70T-ESR用マグネットの真空引きを一緒にやった。真空ポンプにつなぎ終わったのが午後4時だったので、今日中の含浸は無理かなあと思いながらセンターに戻る。

今日のメインはX-2を壊すところまで磁場出しして、ほんまの最高磁場を確認する事である。ちょっとずつ磁場を上げて、250kJで47Tくらいの磁場は成功。次に約300kJを投入したときに48Tくらいのところで破壊。たいした壊れ方ではなかったが、やはり嫌な臭いがするので、そのまま放置で月曜日に検証することとした。

さてもう8時近いので、含浸も月曜日でエエか?と思ったが、まあ真空チェックしてみましょうと言うので新館に行ってみた。すると何が良かったのか、引けていた。なら仕方ないかと含浸まで済ませ気持ちよく帰宅できた。今日は久しぶりに働いた気分。


2006/01/27(金)
今週は疲れた
たぶん電車での移動が原因だろう。段々しんどくなってきた。だいたいが、先週のセンター試験を終わって乗った新幹線が良くなかった。新幹線では毎度なのだが、温調とシートと長時間の乗車がオレには合わない。月曜は月曜で、大阪から東京は飛行機で良いとしても東京から東海まではフレッシュひたちやし、帰りも似たようなモン。木曜日も東海までの日帰りやから、今週は電車だらけやった。

でも昨日の資料を整理して、東海からもらってくるもんリストを作らんといかんので朝からとりかかった。今日は極限の昼食会やから、それまでに80Tマグネットのセッティングをやってしまいたかったので整理は中断。マグネットはとりあえず完成。昼食会に出て、再び整理。経理課で資料を見せて相談。今週はこの辺でもうええやろうと思い、羽田に向かう。沢井情報では今日は阪大は飲み会らしいのでパスして帰宅。明日のために休養。


2006/01/26(木)
原研再び
フレッシュひたちで東海へ。着いてまずは昼飯やな。今日はなぞの中華料理店。ぬるいラーメンと焼いてない?炒飯のセット。食べながら少し打ち合わせ、その後、三菱の東海営業所でもう少し。時間が来たのでタクシーを呼んだら、なんたる偶然!月曜日の帰りに乗った「ふてくされ運転手」であった。あまりの運転テクに部長が付けたネーミングであった。もしかして東海のタクシーは少ない?でも今日はましやった。

保管運転の前に、電気保安の伊藤さんのところに出向き予備実験の安全審査の書類を見てもらった。こちらは何とかなりそうな雰囲気。少しほっとして保管運転をしてもらいながら、移設リストのチェックと写真撮影をした。昼は暖かかったが、運転終了頃にはチルドルームみたいで体が冷え切った。帰りは谷さんに勝田まで送ってもらい助かった。常磐線は風のため遅れており、8時過ぎに東京着。

今日のどきどき:朝の電車で見た風景。空き地に巨石が大きさ別に整理されて置かれていたのを見た時なぜかどきどきした。もしかして前世では大坂城の石垣を作っていたか、ピラミッドの石積み奴隷だったか?

電車で考えた事:100ミリ秒のロングパルスは外コイルを4x6で作ったらええやろう。沢井君、ワイヤーの実測値でスペーサーのサイズ出しをしてもらえますか。内径は78φスタートで。


2006/01/25(水)
我ここに心をなくす
まずは朝イチで所長に書類を見せに行き、事務と相談し、修正版を作り、午後からの書類の準備をし、平山マグネットの磁場テストの様子を見に行ってたら昼過ぎになり、菅君には「気持ちも含めてちょっとでも気になる事があったらオレが帰ってくるまで待っといて」と言い残し、嶽山さんとバスに乗った。バス停で山岸課長と一緒になり三人でキャンパス駅へ。オレは腹が減っていたが二人は弁当を食べてきたらしい。まあ貯金があるから一食くらい抜いても大丈夫でしょと食べさせてもらえないまま本部へ。本部では施設課の皆様とフィーリングカップル7vs7みたいな感じでお見合いをしながらこちらの計画を聞いてもらえた。よかった。で、すぐに柏に戻り、生協で買った昼飯を片手にテストサイトへ行くと、5kVモードのフルショットが終わっていた。これでは発熱が大きく50テスラしか出ていなかったので、10kVモードでもテストし、フルショットで56テスラ出る事を確認した。平山マグネットのまとめ:内径22mm、17層急冷コイル、56テスラ、パルス幅35ミリ秒、待ち時間20分(10kVモード)、50テスラ、パルス幅70ミリ秒、待ち時間30分(5kVモード)。まずは成功?

網代先生が退官パーティーでお話しされた、「私は忙しいとは言いたくない。忙しいとは心をなくすと書くからだ」という一節が妙に記憶に残っている。オレはいま間違いなく心を無くしているなあと実感している。


2006/01/24(火)
白銀が呼ぶ
久しぶりに柏に帰ってきた。バスを降りると白銀の世界であった。キャンパス内で雪を踏まずに歩くのが困難なほどである。スキー場についてバスを降りたらこんな道を歩いたなあと思いだすとなんだかスキーに行きたい気分になった。オレは毎年スキーに行っていた。ただただ黙って滑る。マイゲレンデは蔵王か志賀高原である。しかし今シーズンは無理やろ。なんか時間無いし、トレーニングしてないし。

今日は、朝の内に「極限環境」の共同利用の追加配分をまとめて終わり。午後からは、明日、明後日の準備をしていたが、クレーンの講習会が終わったと沢井君が来たのでザイロン巻きの手本を見せた。その後、大道マグネットが壊れたらしいと冷やかしながら、平山マグネットの磁場テストの段取りをした。


2006/01/23(月)
挨拶回り
上野発の「フレッシュひたち」で原研へ。上田所長、尾越事務部長、岩下経理副課長との4人連れである。窓からの陽射しは強くて暖かいが外は真っ白の世界で北国に来たようである。12時過ぎに東海駅に到着したのでまずは腹ごしらえ。「宴」でちらし寿司を食し、最初は先端基礎研究センターである。
ここで山下次長らと合流して那珂研に移動した。関所長、栗山部長に挨拶してから東海研に戻り、副所長に挨拶を済ませ、尾越部長と岩下副課長にフライホイールの実物を見てもらえた。
そのあと先端基礎研にもどり今後の手続きやスケジュールについての打ち合わせを行い、原研を離れた。最後は、4人全員が東京駅で本日の復習を行い、認識を一致させたところで解散となった。



2006/01/20(金)
うーん濃い
朝からフライホイール計画の打ち合わせ。なんやかんやで1時半。もうええやろと解散しておにぎり食べながら修正文を打ちながら山岸さん、鈴木さんがやって来て色々な仕事を仰せつかりながらも、ワープロを終えて柳田さんに手渡し、大部屋に行って工作関係の打ち合わせをしてやっと実験棟に行った。

三田村マグネットの磁場テストである。結果、無事成功。
4kV、25mF、200kJのコンデンサーでボア21mm、約1mHのコイルでパルス幅は15msec、磁場は47Tちょい。まあこんなとこやろ。

磁場テストが終わったら、コイル巻きをするつもりであったが、気力が残っていないので止め。内コイルの外用FRPを接着だけして今日はこの辺で止めといたろ。

何も無かった来週の予定表もいつの間にか埋まってきた。月曜:原研、水曜:本郷施設課、木曜:臨時所員会もしくは原研。隙間をぬって阪大で川内様とX-2の破壊をしたいが、この分では土曜しかないか。再来週こそ真っ白な予定表か?


2006/01/19(木)
復活近し
昨日のコンファレンスディナーで飲んだワインが効いたか、ようやく快調な出だし。バスも調子よく走り9時にはがんセンターに到着。まずは事務室に行って、木戸さんからもらったコンデンサー電源の手続きで連絡先を山寺さんに知らせ、柳田さんから「強磁場施設」の説明文をA4一枚にまとめるというお仕事をもらい、茂木さんに切符代を渡し、ワープロをやり始めたが今日は新領域で修士論文の審査会なので中断。今日の審査はまだ良く分かる方で良かった。それでも1時間半ですわ。お昼もワープロの続きをやっていたが、過半数代表者を決めるから6階に集合ちゅうことで中断、そのあと所員会に流れてそのまま6時過ぎ!ですわ。長いっちゅうねん。7時くらいからやっと平山マグネットの仕上げにかかり、ようやく完成。あとは磁場テスト用に吊せるよう平山君が工作するはず。ワープロを何とか書き上げて帰宅。

明日は朝は打ち合わせ、昼から三田村マグネットの磁場テストと自分らのマグネット巻きをしたいところ。


2006/01/18(水)
木戸さんのワークショップ
今日の発表の準備を昨夜遅くまでやったが力尽き、今朝起きて再開。どう考えても間に合わない。日本語で書いてあるのを英語に直し、と全部やっていては時間がいくらあっても足りない事に気付き、必要最低限の修正をしてTXに乗る。実際、これで発表時間50分はきついやろうと思い余計な事を喋って時間稼ぎをしようとしても声がでにくいコンディションでは思い通りに行かず、討ち死にした。それでも40分くらいは喋ったから合格か?あとでFrankがなぐさめてくれた。

そういえばFrankと一緒にMarijkeが来ていた。無事な姿が見られて安心はしたが、ついこの前に退院したばかりやないか!さすがオランダ人やなあ。また、名嘉さん夫妻とも初めてお会いした。

木戸さんにもらったバンクの使用説明書ももらえたし、片山ー吉田先生の貴重な話も聞けて結構このワークショップは良かったかも。でも、明日も明後日も重要な用事があり出席できまへん。残念。


2006/01/17(火)
本調子にはほど遠く
朝起きてすきっとした少年の目覚めを期待していたのだが、どうにも体がだるい。ここは無理せずゆっくり行こう。

まあそれでも働き出すとそれなりにやれるもので「平山マグネット」は完成直前まで行った。「三田村マグネット」の修理は完了し、あとは磁場テストだけである。

マグネットの作業に夢中になり、明日の準備が出来ていない。こいつは問題だ。


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