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2006/01/16(月)

帰ってきたものの

フライホイールの建物の打ち合わせで帰ってきた。

なぜか朝二番目の飛行機を予約していた。これだと柏行きのバスには乗れない。何を考えているのかとぼやきながら９時くらいのモノレールに乗って結局柏キャンパス駅には10:30に着いたからまずまず。

たまっているマグネットの仕事をこなす。でも体がだるいので早めに帰宅。

2006/01/13(金)

雲呑麺

午前中は「キャンパス計画委員会」で新実験棟のヒアリング。朝、事務局１階の待合所で山岸課長と待ち合わせ９階に上がり順番待ち。さあ何を聞かれるのか、何を答えれば良いのかと緊張して待つこともなく山岸課長と世間話をしながら時間が過ぎてゆく。どうぞお入りくださいと呼ばれ部屋にはいるとそこは真夏の須磨海岸（あるいはラッシュアワーの常磐線）のような混雑であった。もうこれ以上は入れんぞというくらいたくさんの人が座っている。入り口そばの片隅に不自然に空けてもらった席に座り、計画の概要を話した。ヒアリングちゅうたら普通、聞き取りをする人が対面にいて、正面に座らされて話を聞いてもらうのをイメージするけど、こんな片隅から声を張り上げるとはびっくり。ヒアリング自体はあっさり終わり、まあ良かったか。

さて昼からセンター入試の説明会であるが時間が微妙に開いている。どうしたものかと考えていたら、山岸課長が昼飯をおごってくれた。店はお茶の水のラーメン屋。今日のヒットはここの雲呑麺。特にスープが旨かった。普段、体の事を考えてスープは飲まないようにしているのだが今日は飲みたくなるスープだった。

腹ごしらえも完璧になったので幸せな気分で説明会に行ったら一番乗りであった。後から来る人を見ていると、吉田君、木村君、鳴海君と関西系で周りが固まっていく。今年からリスニングが始まるらしく実際の再生装置でテストをしますと渡された。ちゃんと正解を答えられた人から帰ってよろしいということで頑張って聞き、無事帰る事が出来た。受験生はこの再生装置を持ち帰って良いらしいので、オレももらえるかと喜んだのだがぬか喜びであった。まあ今時の受験生は大変ですな。

夕方からは阪大で、太線80Tマグネットの真空引きとESR用80Tマグネットの外コイル巻の準備をして帰宅。

2006/01/12(木)

風邪にも負けず

世の中、風邪が流行っているらしい。二種類あって、のど、鼻水パターンと胃腸に来るタイプ。今日は鳴海君がリタイヤ、池田さんがピンチといった感じである。実は、東京に戻ってから何やらのどが痛い。やばいぞこれはと身構えていたが何か違う。これ、何かに対してのアレルギーとちゃうやろか。何かは分からんが。

まあ、風邪であっても引いてる場合ではないので、引いてない事にして今日は平山マグネットに専念。朝からガンガンやって完成が見えてきた。しかし、明日は本郷でヒアリングと入試監督者説明会があって使い物にならない。来週が本番か？

2006/01/11(水)

学位審査

今日は午前と午後に学位審査の二本立てなので、本郷に張り付きである。しかし難しいわ。まあこれも修行か。

話は変わるが、年末からde Boerさんの奥さんの入院事件でバタバタしていたが、このde Boerさんオランダ人である。で、Physica Bという雑誌の編集長でもあるので知っている人も多い。しかし、この人の名前ほどいろんな読み方をされる人も珍しい。ここではっきりさせておくが、この名前の発音をを正確に書くと「ドゥブール」である。

間違い例：「デボワ」「ドボワ」「ドベール」

10年前くらいのサッカー選手で同姓同名がいたが、アムステルダムでテレビを見てたら「フランク・ドゥブール」と呼ばれてたから間違いないし、本人にほんまの発音はどやねん？と聞いたから絶対である。ちなみにdeは英語のtheでありBoerはFarmerなので「ザ農夫」という意味である。良くある名前らしい。だから同姓同名のサッカー選手がいても不思議ではないのである。さらにどうでもエエが、同じオランダ人物理学者でde Visserがいるがこちらはthe Fisherである。

2006/01/10(火)

久しぶりの柏

普通の生活が戻ってきた。でも体が馴染んでいない。自主トレをさぼったプロ野球選手がキャンプインを迎えて体に違和感を感じながら運動しているような感覚で一日を過ごした。体だけではなく頭もぜんぜん回らない。朝から出さねばならないメールの返事を書きつつ、11時から強磁場施設準備委員会。その後も建物関係、電源関係など連絡をとりまくり、少し時間が空いたので平山マグネットの準備をチェックしにC棟へ行ったがすぐに嶽山さんの電話で呼び戻されワープロ。

今日から金道研は全員PHSを持った。目的は磁場発生時の安全確認のためで、まあトランシーバー代わりであるのだが、こいつを利用されればどこでも捕まえられるという寸法である。特に、オレのはダイアルインにしているので便利？なはずがまだ外からはつながらないようである。

で、結局、昼飯を食べたのが７時くらいで、余計に調子が狂う。一個悩んでいる仕事があったが、家でやることにして帰宅。

「摩天楼の怪人」は持ち運びに重たいので置いてきた。昨日、飛行機に乗って読み始めた「太陽がイッパイいっぱい」、面白いのでそのまま読み続け昨夜の内に読了。

2006/01/07(土)

やっと落ち着く

というわけで、12/29から1/6まで連日の病院通いで行けてなかったので、今日になってようやく神戸の実家に新年の挨拶に行った。大学でコイルの作業をするか迷ったのだが、川内様はスキーにお出かけになっているし山本君も調子が悪いと言ってたので今日はやめにした。

でも、嶽山さんから携帯に電話があり、平山マグネットを早急に立ち上げて欲しいとの要請があった。金道研のおのおのがた、来週の作業はこれからでござる。

2006/01/06(金)

祝！退院

マライカさん、ようやく退院となりました。
予定では費用の精算を9:30くらいに済ませ、10:00頃に退院となるはずが、行ってみるとフランクがオランダで入っている保険会社の日本窓口があり、そこが費用を払ってくれるからびた一文も払ってはいけないとアムスにいる娘（エバちゃん）に言われたとのこと。病院にファクスも送られているはずだし日本の窓口からの連絡も入っているはずと言っていると言う。

退院手続きの窓口でこの事を説明したがなかなか難しい。ファックスが届いているはずと言って調べてもらったら、そもそも豊中市民病院はファックスをオープンにしていない様で見当違いの部署に届いていたらしい。しかも英文で。で、ここにはそういう事が書かれているんやけど、あかんかなあ？と聞くと、結局オレが責任持って日本の窓口の担当者に連絡を取らせる事を約束して退院許可を出してもらった。

その後、その担当者を捜しまくり、オレ、保険会社、病院の間を何回か電話でやり取りしてすべての手続きが完了した。ほんま祝！退院やで。

午後になったが、やれる事はやっとこう。
2.5ｘ4.0の線で80Tマグネットを10層目まで巻いた。
2.0ｘ3.0の線の80Tマグネットの冷やしバメ完了。

「容疑者ｘの献身」読了
「摩天楼の怪人」購入

2006/01/05(木)

看護婦が好き？

昨日からの真空引きで含浸準備はOK。朝イチで圧力容器に放り込み、木村君のESR80Tのザイロン巻きも完了してから、病院に行き「入院申し込み」を出した。明日退院というのも何か変やけど、キャッシュを準備する必要から概算でいくらかかるかを訊いたら75万円！と言われた。健康保険がないとすごい事になるのが良く分かった。

この金額をフランクに伝えに病室へ上がった。今日は、マライカも大丈夫なようで、「毎日来てくれて助かった」と礼を言われた。「そんなん全然エエよ。」と答えていたらフランクがツッコミを入れてきた。「そうそう、コーイチは看護婦が好きだから大丈夫！」

2006/01/04(水)

病院も大学も再開

とりあえず、コイル組は今日から集まってくれるので、まずは朝からコイルの仕事をした。2.0ｘ3.0の80Tマグネットの真空含浸の準備を終えてから病院へ行った。マライカさんは昨日とは別人のように快調そうで、病院食を普通に食べていてびっくりした。看護婦さんに書類のことを言われたらしいので、ナースステーションで訊くと「入院申請書」を出して欲しいとの事であった。

この日は病院も再開していたため、上手い具合に外科部長の塚原先生に話を伺う事が出来、外科的には順調であり退院は1月6日にしようとの事であった。

「入院申請書」の件で入退院手続きの窓口に行き、費用の請求をオランダの保険会社にして欲しいと頼んだがあっさり断られた。クレジットカードも使えないとのことで、巨額のキャッシュを用意しないといけない羽目になりそうである。これらをフランクに相談しに夕方再び病院に行ったら、フランクはいなくてその代わりマライカが婦人科に検診に行くのに「通訳さん」として付き合う事になった。退院前に炎症の原因を見つけようとの目的であったが、すぐに分かり抗生物質もそれ用に替えてもらう事となった。

今日は粉モノ祭最終日なので早めに帰宅。

2006/01/03(火)

粉モノ祭

今日も病院へ。昨日の好調とはうってかわってしんどそう。どうしたのかと聞くと頭痛がひどいらしくゲロゲロやっている。手術の時の脊髄注射の影響であろうということだが、初日のERにいたときと同じくらいの苦しみ方である。正月休みで担当医もすぐには対応できないのだが、誰か有効な処置をして欲しいと願うだけである。点滴がもうすぐ効くだろうが・・・という感じである。

病院からの帰宅途中で開いてるスーパーを見つけ食材を購入。子供らがオレの「そばめし」を喰いたいとぬかすので、今日の昼からは「粉モノ祭」で行こうと宣言したからである。ラインナップは�今日の昼飯：そばめし、�今日の晩飯：お好み焼き（最後の一枚は明日の子供の朝飯に回った）そして�明日の晩飯：たこ焼きである。これこそ関西のお父ちゃんの味である。

Special Thanks to: ソザイヤＰＯＭＯ

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