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2005/12/08(木)
こんな日に限って
今日は技術職員研修会二日目でコイル製作を見学してもらう日である。1日中やるのだから開始時刻を9:30にしてもらった。これならバスで来ても余裕で間に合う。この根性がいけなかった。首都高でいきなり渋滞である。事故があったみたいで白い消化剤が一面に撒かれていた。結局、到着が9:30であった。恥ずかしい。

実演販売自体は、みんなの手助けでなんとか予定通り終了。明日からは「強磁場道場」である。大久保サンタからのプレゼントも届いた。これで安心。


2005/12/07(水)
教育は難しい
今日から技術職員研修が始まった。今日が講習、明日実技である。明日のスケジュールを組んでみたらどうも1時間程度足りない。ここに「冷やしバメ」を入れるかと考え、ちょうど準備が出来た平山マグネットの外コイルを使おうとなった。このコイル、もちろん我々が仕上げた方が簡単なのだが教育効果を狙って平山君本人に仕上げてもらう事にした。本人に確認すると大丈夫出来ますというのでじゃあ任せた、でも削り過ぎだけはあかんでと言って放っておいた。

午後10時もまわりそろそろ帰るかと思った瞬間、電話が鳴った。C棟に行って見たら、無惨なコイルの姿が。あれほど気をつけてと言ったのに。うーむ、教育とは難しい。


2005/12/06(火)
何もしてない
今日はひたすら明日以降の準備と昨日もらった宿題の片付け。強磁場道場の準備をどうしようかなと悩んでいたら神戸の方から大久保サンタがプレゼントを送ってくれると連絡が入った。これで一応、土曜日までの見通しは立った。日曜から先は真っ白やけど。


2005/12/05(月)
フライホイール打ち合わせ
原研に行ってきた。
今年度内に行う予備実験(制御改造)と来年度の移設予定に関して共通の認識を持つためであった。
これに関しては原研側の負担が思いの外に大きくなってしまい申し訳ない事態となっている。
今日の打ち合わせは、その負担が今後どうなるか、もしくは限定的であるかを確認するためであった。
いや、やっぱり大変や、これは。

昨夜は風がきつくて寝られなかった。朝は5時起きで移動だったので眠い。


2005/12/04(日)
今週、来週の予定
月曜日:原研でフライホイール打ち合わせ
火曜日:技術職員研修会と強磁場道場の準備
水曜日:技術職員研修会(講義)
木曜日:技術職員研修会(コイル製作)
金曜日:強磁場道場(講義と実演)
土曜日:強磁場道場(実演)
日曜日:研究会(仙台)
月〜水:玉がけ講習
木曜日:所員会
金曜日:コンデンサー移設(その後、阪大で仕事が出来るか?)
土曜日:80Tマグネット作業(阪大)


2005/12/03(月)
New 80T ?
平日には出来ない洗濯を片付けて、昼から大阪へ移動。阪大で、80Tマグネット(2)の一層目を冷やしバメしてFRPの壁を接着するつもりだったが、内グリで奧まで削ってもらうのを頼み忘れたので中断。川内先生もこれはプロがやらんと怖いというので延期。

その代わりと言っては何だが、新しい80Tマグネットの一層目を巻いた。これは太い線で作れば内径も拡げられるやろうという思想で作ってるんやが、線の断面積が約2倍やから力も2倍必要となり悪戦苦闘。コイル巻の作業のはずがほとんど筋トレ状態。まあちょっと太さを変えるだけでもいろいろと問題が起きるものでピッチは合わんわ、ガイドのテフロンチューブは出てくるわで無事終了したのが不思議なくらい。

終了後、センターに戻って川内君らがフジカットの試作品に窒素を貯めてチェックしていたら「ザーッ」という滝のような音が準備室まで聞こえてきた。その瞬間彼らが走り込んできて靴下を脱ぎストーブに足をかざしている。しばらくすると遠くで酸素センサーが鳴っている。「完全に割れました」というので現場を見に行くと真っ二つ、中から桃太郎が出てきたかのような割れ方をした容器がころがっていた。やっぱり窒素さわるときはスリッパはあかんやろ。(そういう問題とは違うかも知らんが)


2005/12/02(金)
続・工作室
昨日の話はさらに微妙に変わり、我々は「極限環境物性研究部門工作室」を持てる事となった。この事自体は、より踏み込んだ形となりオレの期待はふくらんでいる。

今日はこの話題以外にも様々な用件が目白押し。まず来週の技術職員研修用のテキスト締め切りでこれは仕上げて五十嵐さんに渡した。また、実習の準備でコイルの仕事も仕上げた。来週は「強磁場道場」もあるのでその準備も兼ねている。オレ自身は「強磁場道場」終了後すぐに仙台に行き、日曜日は研究会で発表。そのためのアブストを作ろうとしたがこれは未完成。

この間をぬって助川の古萱さんに来てもらい、この壁壊せる?と訊いてみたり、大陽酸素の田口さんと打ち合わせをしたり、大場君の実験は温度変化がほとんど無いというしで落ち着かず。さらに、夕方から量子スピンの特定領域の打ち上げで東工大の近所のレストランに集合であったが、さすがにこれは遅刻。でも、田中さん、太田さん、上田さんとの4名で楽しい時間を過ごせた。メンバーが良いとついついお酒を飲んでしまう。おいしくて気持ちの良い夜であった。

明日は阪大で川内さんとお仕事。でもちょっと洗濯などを片付けてから行きたいので昼からにしてもらった。さらに月曜日は原研で打ち合わせやし。師走や師走。


2005/12/01(木)
工作室
今日から工作室の分室を極限環境部門に設置する事となった。名前をどうするかなど決まってない事もあるが、強磁場マグネット製作の大きな味方ができた。しかし・・・

大変うれしい事だと喜んでいたのも束の間、本家の「工作室」に問題が・・・。



2005/11/30(水)
柏の星空
さっき帰ろうと思いキャンパスをバス停に向かって歩いていたらやけに星がきれい。そう言えば朝から太陽に力があったから空気は澄んでいるのだろうと空全体を見渡すともうすぐ南中するオリオンが真っ正面にあり、当然冬の大三角形がよく見える。柏キャンパスの空は意外に広い。天頂のちょっと西には赤い火星があるし、真上に見えるあれはプレアデス星団(昴)や。こんなに見たのは久しぶりやなあ。

今日もひたすら「コイル祭り」でC棟に入り浸り。途中で所長室に呼ばれた以外は、急冷1号の真空含浸をして、急冷2号の3層目までを巻き、嶽山研70Tのケーブルを名取君と作り、三田村マグネットの電極は付けかけたがパーツ不足で終了。達ちゃんの実験はサンプリング失敗。データが取れていた時に取りあえず測っておけば良かったのに。松尾君が完全主義者とは知らなかった。

ああスキーに行きたい


2005/11/29(火)
実験室でずっと
先週から新M1の福井君が来ている。なるべく早くいろんな事が出来るようになってもらいたいとオレも期待している。研究室が少しずつにぎやかになっていくのは良い物である。沢井君も鳥インフルエンザから復活。

今日はもう一件、新らしい物が登場。旋盤である。午前中いっぱいは設置に付き合った。これで工作に関してはだいぶ楽にできるようになった。

昼飯は沢井カーで鳴海、福井、大場(京大)と「伝八」に。戻ってきて、急冷ロングを巻き始める。いろいろと不具合があり、パーツを作り直してもらう間に、嶽山研用70T測定マグネットの取り付けをしたり三田村マグネットの取り付け準備をしたりしながら、なんとか急冷の内側3層は巻き終わった。そのあと嶽山研用70Tマグネットも付け終わり、今日は良く出来た。


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shiromuku(hu1)DIARY version 3.10