TOP

Log11

2005/09/10(土)
神戸大マグネット
というわけで阪大である。真空引きの準備は順調に終わり11時くらいにはポンプにつなげた。漏れもないのであとは時間を待てば良いはずである。昼飯を食べて、コーヒー飲んで、戻ってチェックしてもまだ引けてない。待ってる間に大久保氏とだべっていると、「英光社」が廃業したらしいと不穏な事を言う。英光社がやめたら70T測定のデュワーをどうしたらええねん?前から職人さんの年齢が高いからいつやめるか分からへんでとは聞いていたが、今がその時とは!柏で使うデュワーを頼もうとしていた矢先の出来事でショックがでかい。明後日、直接確かめる事にした。

などと話をしている間に、真空引きも出来、圧力含浸までできた。あとはリングを準備して整形して冷やしバメすれば終了か?でもテストも阪大でするか。


2005/09/09(金)
面接二日目
本日の予定、朝9時から始まり3時半くらいに面接が終わり、サブコース内の話し合いをやって解散、そのまま飛行機で阪大に移動して神戸大マグネットの真空引きをしたい。

昼飯を食べながら携帯で飛行機を予約。とりあえず5時半の便なら大丈夫か?

面接は終了。結局50名の受験生を面接したので、全部で12時間30分やったことになる。大変や。でも本当に大変だったのはこれからで、サブコース内の話し合いというやつがうまくいかない。どんどん時間は過ぎていく。携帯で予約していた便をキャンセルして、あとの便を取ろうと思ったが空いてない。何回かトライしている内に7時の便がかろうじて取れた。これなら大丈夫?会議は延々続く。クーラーが良く効いている部屋でお茶をがぶがぶ飲むから、おしっこに行きまくるし、早うしようや。

5時過ぎになってなんとか意見が集約され、ようやく解散。もうこの時間やから阪大はやめて家に帰ろう。川内君にその事を電話して、帰宅。


2005/09/08(木)
面接第一日
今日は本郷で院試の面接である。8:45に集合だったので余裕と思っていたが、それはそれでぎりぎりにしか行かないので結局、本郷三丁目のスタバでコーヒーとパンを買って滑り込みとなった。面接室でそれを食べて、準備完了。

東大の面接は、一人ずつ15分間をきっちり取って進めていくので時間通りである。朝の9時から始まって夕方の6時前までびっちりである。もちろん中身については書けないが、結構楽しめた。

早く帰宅できたので、期日前投票に行った。家の近所にこんな場所があったのか、こんな店があるとか発見しつつ投票所にたどり着き無事済ませた。街角再発見である。途中で道を尋ねた守衛のオッちゃん、「やっぱり自民党に入れるの?でも若いから・・・」と訊いてくる。ちょっと大阪っぽい。投票所ではオレの前のお兄ちゃん、最高裁判事の信任投票を説明してもらってもよう分からんようやった。普段は投票に来いひんねやろな。やはり、今回は投票率高い?

さて明日は、面接二日目である。果たして、一緒に世界一の強磁場を作ってくれる学生はいるのだろうか?


2005/09/07(水)
台風とソフト
明日、明後日と院試の面接なので今日中に田中先生に原稿を送らないといけない。午前中に何とか仕上げてメールで送った。これでOKという事でようやく一段落。久しぶりに机の上を片づけた。

昼前、沢井君が来て「今日は水曜日ですけど何かしますか?」と訊く。「何って何?」「いや水曜日やし。」「あー水曜日か。」

というわけで、グランドに移動した。それにしても強風である。普通に立っている事も難しい。まあしかしボールが風で飛ばされるわけではないので普通に練習はできた。久しぶりだが今日は飛距離が伸びた。最初は風に運ばれているせいと思ったが、角度が違う。考えられるのは台風が来てて気圧が低い事くらいである。コロラド・ロッキーズのホームゲームは気圧が低いから打球が伸びると聞いたが、こんな感じなのだ。空気の密度の違いなんてわずかと思うが、影響は大である。いやー物理的やね。理由はどうでも飛ぶと気持ち良い。ソフトは台風に限る。

その後は、杉本さんに工作を頼んで、夕方からは部門での話し合い。最近は話し合いが多い。そういう時期である。バスで帰り、パスタを茹でていると松尾君から携帯に着信があったが出られなかったのでかけ直したら、「何でしょう?」「何でしょうってこっちが何でしょうやねんけど?」「でもさっき先生から着信があったからかけたんですけど」「いや、オレはずっと茹でてたから携帯なんか触ってないし、なんで?」不思議な事もあるものだ。イタズラか?


2005/09/06(火)
定期券?
台風が来ているらしいので朝はバス。TX開通以降初めて使ったが、以前より空いていた。道路も空いていて楽々9時過ぎに到着。これは良い。

だがしかし、通勤方法変更の締め切りは明日なので書類を書いて瀬戸さんに渡す。この後、大部屋で話をして、経理課で建物の話をして午前中はおしまい。昼ご飯を食べて、先週から準備していたマレージング鋼つぶしをやった。

510℃3時間で熱処理(硬化)→840℃1時間で溶体化処理(軟化)→再び510℃の熱処理(再硬化)で硬さが再現するかをチェックした。最初はプレスでつぶす時の値を比べれば良いと思っていたが、メーターの針がほとんど上がらないうちにつぶれてしまったので、最後はつぶしてしまえホトトギスでパッキンと割れるまでつぶして比べた。硬化したふたつは同じように割れる感じでつぶれ、溶体化したのはねばってつぶれていた。まあええんちゃうか。これで再利用の目処がついた。

被扶養者申告書の事で三浦さんのところに行ったら、濱田さんと野村さんに加えて係長までもが定期券についていろいろと教えてくれた。うーむ、もっと研究せんといかんみたいや。少なくとも9月は学会があるから定期はもったいないという事は分かった。

なんか今日は集中できん日やった。バスで帰ったら客は3人であった。やっぱり無くなるな、このバス。


2005/09/05(月)
定期券
自慢じゃないが、大学院生になってから今まで定期券を持った事がない。定期券と言えば麻雀の役牌の事か?と思う始末。そんなわけで、通勤=定期券を持つ事、とはならなかった。ところがTXの開通で通勤経路の変更をしますか?というメールがやって来たので瀬戸さんに聞いたら6ヶ月定期で交通費が出ますとのこと。それなら今オレがもらってる交通費っていくらやろ?と机の引き出しにたまっている給料袋を開けてみたら26000円くらい。常磐線と東武バスを使っての運賃が750円くらいとして17〜18日分しかない。日比谷線、TX、バスなら900円なので14〜15日分にしかならない。そうなんや、定期券ってお得なんや。ほなTXの定期を買おうかと思い所長に聞いてみたら、北千住で買えるんじゃない?多分、日比谷線と一枚で買えるはずという事らしい。ネットで調べたらTXについては良く分からないが、東京メトロの方は確かに千代田線の北千住駅に売り場があるようである。でも営業時間が7:40〜20:00となっており買いにくそう。もし定期を使うようになったら無駄になるかもと思い今日は高速バスの回数券で帰った。客はオレ一人であった。なんとなく運転手さんに申し訳なく思いながら貸し切りバスでゆったり帰宅であった。


2005/09/03(土)
2勝1敗
というわけで朝2の飛行機で阪大に向かうと9時頃には到着。大阪はまだ夏で暑い。川内君、山本君も順次現れ、コーヒーを飲もうとしているところへタイミング良く神戸大軍団も登場。コーヒー飲んで新館に移動。

今日の課題。「神大マグネット」「X−3」「外コイル含浸」の三連戦。まずは外コイルの真空チェック。やはり引けてないので考えられる場所にアラルダイトを塗りたくる。放っておいて、その間に神大マグネット。まあ、これはほとんど先週柏で作った物と同じなので順調にできた。スタイキャストを塗り終わりちょうど昼頃。返す刀でX−3。昨日の内に谷口さんがサイズ出しをしておいてくれたので、表面をペーパーでこすり、芯を抜き、液体窒素に入れた。ここで冷えるまでに30分間待つのだが、真空が引けていたので、昼飯は後に回して含浸作業をした。こちらも順調に進んだのだが、最後に圧力を上げていく時、ガクッと圧力が抜けた。以前も経験があったのだが、ガクッと抜けるときは決まって縛っている銅線がはずれるとか真空止めしたアラルダイトが割れるとかで真空が破れスタイキャストが外に押され出るような事が起きている。従って、この時点できわめて敗色濃厚と感じられたのだが、今さら外に出しても水浸しコイルでは使う気になれないので、そのまま放置した。その後、気分を替えて冷えたX−3を冷やしバメした。こちらはまったく問題なく終了し、X−3は完成である。めでたく昼飯。

昼飯から戻り、神大コイルの外形を測り、リングの内径を決めた。外形は67.8mmφであった。含浸のスタイキャストがある程度固まるのを待ってから圧力容器から引き上げてみようということになり、とりあえずコーヒーブレーク。4時になったので引き上げにいった。やはり悲しい姿のコイルが引き上げられた。しかし驚くべき事にスタイキャストが漏れ出ているのはゴムスカートにあいた穴からであった。これは初めての経験。どこから漏れようとも抜けたのは事実なので、あきらめないと仕方ないだろう。でももしかして使えるかも知れないのでおのまま固化させることにした。今日のお仕事は2勝1敗であった。オレの持論は、「コイル作りは勝率10割」である。コイル作りはトーナメント戦だからである。一カ所のミスが命取り、すべてを台無しにする。ほんの小さな穴だけど、すべての苦労が水の泡である。谷口さんすみません。


2005/09/02(金)
間に合わへん
朝、目が覚めたら眠っていた事に気づいた。ガックシ。準備せないかん。必死のパッチでやったが、10時からは科研費の班長会議があるし、こいつは間に合わん。とにかくこれまで作っていたファイルを開いて必要なページをあちこちから集めてひとつのファイルを作り、おかしくない順番にしたところで9:45になった。さあ家を出て丸の内の「東北大学東京分室」に行こう。丸ビルに入り23階に上がるべくエレベーターを探すといっぱいある。とにかく目の前のに乗ったら、19階の次が28階と書いている。19階で降りて他のエレベーターを見つけ無事10時ちょうどに到着。10月8日のスタートアップ研究会のことや研究の進め方や運営の仕方など話し合って、12時すぎ。皆さんと別れて次は「ガーデンパレス」へ。玄関で共同利用の橋本さんとばったり会ったので会場まで連れて行ってもらい、プロジェクターの調整をしてからマックを持って下の軽食コーナーへ。げっ、どれも高いやん。ちゃちゃっと食べられそうな「ビーフピラフ」を注文し、ファイルを開いてもう一度整理をした。ゆっくり出てきたビーフピラフをガツガツやっつけながら最後まで確認してマックを閉じて覚悟を決めた。協議会が始まり約一時間後、紅茶が出てきた。そればかりかイチゴのショートケーキも出てきた。優雅や。協議会の方は滞りなく終了し、オレの出番。こちらもいつもの調子でうだうだ喋りページを余らせてタイムアップ。まあこんなもんやろ。

さあこの時間なら大阪に帰れるかもと飛行機の空席チェックをしていたら所長に「これからどうするの?」と聞かれた。予約できたら大阪に帰りたいんですけどと答えつつ、物性研のメンバーだけで場所を変えて「物性研第二協議会」に参加。途中で「これから大阪?」と聞かれたが、「もうあきらめました。」なんぼなんでも間に合わへん。

さて、そういうわけで川内君。明日の朝2の飛行機で阪大に行くので準備をよろしく。


2005/09/01(木)
間に合うか?
明日の班長会議の準備から始める。午前中にだいたいは仕上げて、昼から共同利用委員会。4時くらいには終わったけれど、野尻さんと少し話をして、部門内の話し合い。全部終わったのが6:30頃。それからMIT-1の仕上げ、冷やしバメをやった。まずは芯抜きと思ったが、治具が少し長いので沢井君が削りに行ってくれた。その間にテニスの練習。今度の大会に向けてのリハビリである。沢井君が削れたと言ってきたので、工作室に戻り芯を抜く。コイルを液体窒素に入れて冷えるまでの間、コートに戻って少し練習。照明が消えたので、今日の練習は終了。工作室でコイルを補強リングに入れてMIT-1は完成した。

さて、こんな事をしている場合では無かったのである。明日の物性研協議会で話をしないといかんのである。しかし、まったく準備は出来ていない。しょうがないからコンピューターの中のありったけのファイルをメモリーに入れて、残りは家でやろう。というわけで今に至る。間に合うか?


2005/08/31(水)
8月の鯨
意味はない。8月も終わりなので思いついただけである。

朝、雨が上がっていた。ラッキー。今朝は7:20発で行ったのに昨日と同じTXであった。もう少し早くないと意味がない。

朝のうちに図面を仕上げて菅君に渡す。さらにマッフル炉でマレージング鋼の試し焼きをする。これは冷えるのに時間がかかるので朝から始めても結果は夕方。昼飯は嶽山さんと「そばの伝八」に行く。帰ってきてまずは金曜日の班長会議の準備を始める。未完成だが5時から昨日に続いて話し合い。その後、マレージング鋼の焼け具合を確認して問題なしと判断した。なので、本番の補強リングを入れてプログラムを走らせた。こちらは明朝のお楽しみ。試し焼きしたパイプはカットして強度チェックする予定。残りは明日再び炉に入れて溶体化処理をして強度を比べる。これができると再利用が可能になり材料が楽になる。帰るまでに班長会議の準備をしようと努力したが終わらず。10:04のTXで帰宅。明日は9月。


 OR AND
スペースで区切って複数指定可能
Special Thanks to: ソザイヤPOMO

++HOME++
[TOP]
shiromuku(hu1)DIARY version 3.10