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2005/08/30(火)
とほほのほ
今日はいっぱいやることがあるねん。金曜日の午前中に科研費の班長会議があるし、午後からは物性研協議会でしゃべらないかん。準備をしたいけどその前に図面を書いて、作ってもらいたい物もあるし。そんなわけで八丁堀を7:34発の電車に乗った。

とほほその1
今日も接続がごっついええわあと喜んでいたら、キャンパス駅でバスが来ない。駐輪場で自転車に乗り換える高校生がうらまやしい。とほほ

とほほその2
昼前、c棟にプロジェクターを探しに行ったら、川内君から電話。昨日のコイルは真空が引けないらしい。アラルダイトを塗って止めてくれと頼む。電話を切って携帯の画面を見ると時刻表示が消失している!寿命か?とほほ

とほほその3
昼食後、所長室に招集命令。嶽山さんにも念押ししたのに現れず。話が一通り終わった頃に現れる。とほほ

とほほその4
夕方になってマッフル炉の様子を見にc棟に行ったらなぜか胸が悪くなる。自室に戻りProgressからのメールに返事を書き、雨も降りそうだから久しぶりにバスで早めに帰ろうと決断。バス停に8:40に移動。しかし来ない。10分経過。やはり来ない。もしかしてオレが乗ったらんから廃止になったか?と思い時刻表を見に行くと小さな張り紙がしてある。「火事で高速が通行止めなので待ってても無駄」やと。ほなキャンパス駅に行くバスはと見に行くとこちらは30分くらい間があいている。まあしゃあないと待っていると今度は大雨が降り出した。とほほ

とほほその5
柏では降ってる雨も東京なら止んでるかも知れないと根拠のない期待を抱いて八丁堀で降りたらしっかりと本降りであった。スーパーのポロロッカまでは息を止めて走り、傘を購入。525円なり。ところがスーパーを出ると雨が止んでるではないか!とほほ

とほほその6
雨が止んで残念と思ったのがまずかったか、家に着く直前に猫と犬の土砂降りになり、今度は傘を持ってるにもかかわらずびしょ濡れになった。とほほ

明日は借りを返したる


2005/08/29(月)
UNFINISHED
で、昨日も来たんやけど真空が引けてなかった。もう一日おいとかないかんか?ということで今日になったのだが、今朝見ても引けてない!これはどこかに穴があるに違いないとアルコールをかけまくると確かに穴があいてそう。ただしピンホールのようでアルコール分子が穴をふさぐと真空が良くなり、また元に戻る。しかし、それがどこかが分からない。隅々まで調べ上げ、もうこれはゴムスカートしか怪しいところがないとなり、結局新品に交換する事になった。するとまた始めから引き直しなので今日中の決着は無理。川内君に経過を見てもらう事にした。無事引けたなら、土曜日に含浸する予定。

今日の本当の予定は、本当なら含浸が終わっているはずのコイルの冷やしバメだったのだが、上のような状況なので、もう一つの予定であったX-3の冷やしバメに力を入れた。位置を正確に出すために、まず片側のコイルを冷やしバメして、室温に戻したあとギャップに入るスペーサをスタイキャストでくっつけた。残りのコイルは土曜日に入れる予定。

土曜日のメインは神戸大のマグネット巻きであり、大忙しであろう。


2005/08/27(土)
阪大にて
朝から久しぶりにひげを剃って阪大に出かけた。朝からまずは外コイルの真空引きに着手。途中でガラスチューブが足りなくなり、新品を巻き取るため時間がかかったが何とかポンプにつなぐと、どこか大きな穴があいている様子。あちこちにアルコールをかけても分からない。コンプレッサーで空気を入れてもゴムが破れているわけではない。可能性があるとしたら真鍮の芯に穴があるとしか考えられないとのぞき込むと、ほんまやあいてる。芯と言っても径がでかいので中をくりぬきパイプ状にしており、固定用のねじ穴が中まで押してきていたのであった。ぷっくり膨らんでいる部分にアラルダイトを塗りしばらく待つと、引けそうな雰囲気になったので取りあえず昼飯にした。この時で2時くらいだったので新しい食堂しかやってないらしいので生まれて初めて新食堂で食べた。あまり期待できないとさんざん聞かされていたのであまり期待せずに行ったが、そんなに悪くはなかった。これで朝の8:30から晩の8:00までやっているのならうれしいこともあるんとちゃうか?まあ目新しいからそう思うのかも知れんが。

食べ終わったら、大久保氏が来る時間なのでセンターに戻り、コーヒーを飲みながら待つことにした。ちょうどお湯が沸いたときに到着。昨日まで作っていたコイルがほとんど神戸大コイルと同じサイズなので、その設計図を川内君に渡し、それを来週中に準備して一週間後の土曜日に巻くことにした。

その後、真空チェックをして怪しいところにアラルダイトを塗り一晩放置。明日の朝に圧力含浸することにして今日の作業は終了となった。


2005/08/26(金)
台風一過
期待通り、出勤時刻には雨も上がり台風の影響はなし。ちょっとずつ、時間を変えながら、通勤の接続具合を確かめている。今日は八丁堀を8時に出発。さすがに日比谷線のこの時間帯は混んでいる。昨日、研究室で「日比谷線ってイマイチ。おっさんばっかりやもん。」と言っていたら、「自分もおっさんのくせに。」と指摘を受けた。それでいいのだ、自分のことは棚に上げているのである。で、やはりおっさんばかりの地下鉄ではあったが、次の駅の茅場町でガバッと降りていき、ゆっくり座れた。やっぱり逆方向だから楽である。TXの時刻表を見ると北千住発8:20の区間快速がある。ちょっと走ったら、ちょうど乗れた。同じホームで共同利用係の関さんもいた。電車自体は昨日よりも空いている感じである。考え事をしているとあっという間にキャンパス駅である。前を見ると関さんが一目散に走り出しているので、後を追っかけてオレも走った。バス停にはちょうどバスが待っており、オレが乗り込むと同時に発車した。バスの中で関さんに話を聞くと、事務の人は結構TXを使っているらしい。このバスであれば始業時刻に間に合うが、あとになると本数が減り不便であるとのこと。同感である。

さて、今日は昨日真空引きを始めたコイルの圧力含浸の予定である。ポンプは揃えていたのだが、真空ゴムチューブとか継ぎ手とかを捜してきて開始。大体順調に行ったが、スタイキャストの真空脱気で予想以上の泡が出た。夏場は粘度が低いので出ないはずなのだが、主剤を冷蔵庫に入れていたからであろう。コイル用には室温保管が良いと思う。そこで時間を喰ったものの10:30には加圧終了。多分成功である。柏1号機の三田村さん用マグネット、略してMIT-1はほぼ完成に近づいた。あとは補強リングに合わせて整形して、芯を抜き、冷やしバメすれば終了である。来週には出来るだろう。

その後、工作室の整理、配置換えを行い、スペースを有効利用できるように考えた。まだフィットしていない部分もあるが、かなり部屋がスッキリと広くなった。これもやるんか、あれもやるんかとエスカレートしていき、終わったのが3時くらい。圧力を落として、昼飯に行った。また「そばの伝八」である。そんな毎日通ってたらファンかと思われてもいかんやろと思いながらも、そばの大盛りを注文してしまった。

作業は一段落着いたので、大久保&川内君に、明日なら阪大で打ち合わせと作業ができるけどとメールを送り、オレは移動のためにキャンパス駅に向かった。16:41発の区間快速に乗ったら、見たこともないような混み方であった。なんとすべての座席が埋まっていた。絶対座れるやろうと思っていたのでショックはでかい。でも、何駅かあとには座れたけど。もうひとつ驚いたのは、秋葉原である。初日の不便さと混み方を見て、避けていたのだが今日は家に帰るわけではないので乗っていったのだが、今日も切符売り場は大混雑であった。絶対こいつらアホや。商売する気あれへん。こんなんやから十年間は赤字っていうて平気なんや。そんなん最初が肝心やねんから人手を使ってでも切符売らんかい。初日見たら分かるやろ。

というわけで明日は阪大でお仕事となりました。でも何時に行くか分からんで川内君。大久保氏と3時は確実やけど。


2005/08/25(木)
TXが拓く強磁場の世界
というわけで、TX二日目である。昨日よりは早く行こうと思いながらも目覚ましをセットせずに寝たのでちょっとだけ早いだけであった。あーびっくりした。八丁堀を8:30くらいに出て、北千住乗り換え。これは楽やわ。8:57の区間快速で9:20のバスに乗れた。

今日はいよいよコイル巻き。スペーサーのヤスリがけをみんなでやって、と準備を進めるとやはりあれがないこれが足りんとなり結局巻き始めがお昼くらいになった。昼飯を食ってる場合ではないので、腹ぺこのまま作業を続け、意外にも順調に層を重ねていった。いよいよ最外層になって、巻き終わりのパーツが逆ピッチであったことに気づいた。こいつの作り直しに結構時間がかかり、また張り付けで作ったパーツが剥がれたりで、終了が4時くらい。スタイキャストはそんなに早くは固まらないので、やっと昼飯にありついた。

噂の新装オープン「そばの伝八」に行ってみた。ざるそばのAセット619円なり。野菜天丼、ぎょうざ、ざるそば(そば湯が標準装備)というラインナップ。ちょっと変な組み合わせだが、悪くはなかった。

帰ってきて、作業中にあれがないこれが足りんと言っていた品物の発注をしてから部屋に戻って仕事をしていたら、沢井君からスタイキャストが固まっていると連絡あり。この時点で8時くらいだったので、これまでならばバスの時間が気になりまた明日としていただろうが、今は違う。オレにはTXがついている。というわけで、真空引きまではやっておきたいとの目標が達成できた。これで夜の間に引けて、明日は朝から圧力含浸が可能になった。いやー良くできました。皆様のがんばりのおかげである事は言うまでないが、TXがあればこそである。あとの問題は台風だけか。


2005/08/24(水)
つくばエクスプレス
せっかくのTXなので朝はゆっくり。めざましテレビをみて、シャワーに入って、スタバに行って朝飯。東京駅発8:50でどうか?秋葉原に着いても、乗り換えがよく分からない。昭和通り側と予習してたのでそちらの改札に行くと、矢印が左右に分かれて改札は地下と書いている。それも知っていたのだが、階段三つも降りてようやく改札のフロア。しかし、階段の途中から長い行列が見えたので引き返そうかと思う。その行列は記念カードだったみたいで、すり抜け、改札に向かう。しかし、改札の前にも太い行列があり、これは本当に切符を買う行列であった。これに並ぶのか?と疑問に思いながら並んでいたら「パスネット使えます」と駅員が叫んでいるので、助かった。行列から離れて改札を通り、またまた階段を三つくらい下りてようやくホーム。むっちゃ深いやん。開業ということで何となく華やかなのだが何となく華がない。たぶん客の半分くらいが鉄ちゃんだからだろう。みんなカメラ片手に帽子をかぶり、ショルダーバッグ。予想外に時間がかかり結局9:05発の普通に乗った。南千住まではずっと地下で、北千住で地上に上がる。荒川を渡るとまた地下に潜り、二駅ほど。ようやく地上に出たと思ったら流山付近でもう一回地下になる。高速バスから見てると八潮あたりまで見えている線路がいったいどこに行ったのか?と疑問に思っていたのだが、地下に行っていたとは予想しなかった。柏キャンパス駅に到着が9:40で、9:45のバスに乗ったので物性研の建物に着いたのがちょうど10:00くらい。東京駅から1時間ちょっとなのでやはり早い。

今日もコイル。昨日工作部隊が作ってくれた部品に追加工作を頼んで午後に接着。巻線機にボビンも取り付け、線の取り出し部も作り、圧力容器の錆を落としてグリースを塗り、水を入れて加圧できる事をチェックした。川内君が送ってくれたスペーサーですべてのペアを作れた。帰りのバスの時間を気にしなくて良いのはうれしいが、それでも9:33がんセンター発に乗って帰る事にした。

柏キャンパス駅には9:40位につき、9:45の普通に乗った。さすがにガラガラである。これでは赤字が出るのも無理はない。一両にお客が2,3人である。しかし、すれ違う下りの電車は結構ラッシュである。これならそんなに赤字と違うかも知れん。良かったねTXという感じである。で、帰りは秋葉原まで行かない事にした。あの上下の距離は避けたい。朝たまたま一緒になった高圧の森さんに聞くと北千住は乗り換えが楽というので、帰りは北千住から日比谷線というパターンを試した。確かに乗り換えは楽であった。TXのホームから階段ひとつ下りて、日比谷線でひとつ上がるだけである。我が家の最寄り駅、八丁堀に着いたのが10:36なのでがんセンターからで約一時間。まずまず。明日はもうちょっと早う行こう。


2005/08/23(火)
さらばシベリア鉄道・常磐線
明日は待ちに待った常磐新線スタートの日である。これで通勤ラッシュを気にしながら早起きする必要もなくなるし、帰りのバスを気にしながらコンピューターを消さんでもようなるかと思うたらうれしゅうて。でも今日人事の瀬戸さんに聞いたらまだ道路が通ってないから不便かもということなので、それなりに試しながら良い時間をみつけないかん。

でも、秋葉原で寄り道ならば晩飯を食べやすいかもしれんし、北千住で地下鉄に乗り換えるのも魅力的。そんなわけで今朝は常磐線に別れを告げてきたのであった。

今日からコイル週間の始まり。昼から会議なので午前中に図面を書いて皆様に工作部隊になってもらった。会議から戻ってスペーサーの包みを開けて、ペアを作っていくとどうも足りない。松尾君に聞いても取ってないと言うし、工作室を探してもないので、川内君に電話して送ってもらう事にした。みんなのパワーを見てたらやれそうな気がしてきた。

明日が楽しみ


2005/08/22(月)
今日は阪大
今週は柏のコイル仕事週間であるが、阪大での作業のペースを保つために今日は阪大。X-3は補強リングの整形と熱処理を始めてもらい、次回にコイルの整形をすることにして、オレは木村君とバンクの側板を閉めて回った。以前マスターギャップの掃除をした時に充電抵抗を壊してしまい、新品に交換してから閉めようと思っていたが、代替品として集めた抵抗を5パラにして使って調子が悪くないようなので、そのままにしておこうと閉めた。調子が良い時はいじるなというのが鉄則である。

もう今日はやる事がなくなったか?と思っていたら川内さんが急冷マグネットの外コイルを巻く準備をしていてくれたので、前から考えていたように銅線で巻いた。銅線というのは扱いやすいがテンションを強くかけれないのできれいに巻くのは難しい。ちゃんと磁場が出るか?残りの作業はやはり次回ということで東京に戻った。


2005/08/19(金)
錨を上げて
朝から全開。「じゃーんじゃんじゃんじゃーんじゃじゃんじゃーんじゃんじゃんじゃーん」と頭の中で流れる。今日はやる気や。昨晩仕上げた外部評価のデータを送り、あとはコイルの仕事。といっても巻線機の周りの整理が最初の仕事。工作室のほとんどの物を捨てにかかる。必要なマレージング鋼と銅銀線は地下ピットにしまった。作業中に嶽山さんがこれも一緒にしまってくれと次から次に物品を運び込み、結局、工作室は十分には片づかず。ついでに大阪に戻る予定も中止して時間いっぱいまでねばり、帰宅の途に。本日の収穫、ケツが破れたジーパン一本。新たな仕事のメールpriceless。


2005/08/18(木)
今日もだらだら
どうも気分が乗らない。朝からだらだら過ごし、スタバで朝飯を食ってから出かける始末。でもやらないかん事があるのは知ってるのよねー。明日になれば全員帰ってくるはずなので、来週からはコイルに集中したい。だから今週中にやるべき事はやってしまおう。ということで、外部評価ショートバージョンはとりあえず完成。ロングバージョンはリストを付け足せば良いということだが、ここ二年間、リストの整理をやっていないので、WEB of SCIENCEで検索しないといかん。

やらないかんコイルリスト
1)70T小埜マグネット:電極棒作り直し
2)平山ロング:22φ急冷;外コイル共通化?Cu化?
3)MIT (MITAMURA)コイル:21φ10Lで行く
4)18φ急冷を(3+α)個:NMR(OSAKA)、
  ESR(OSAKA)、Reserve(OSAKA)、ISSP用α個
5)TAKEロング:22φ、30mH

MITコイルを来週巻く!


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Special Thanks to: ソザイヤPOMO

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shiromuku(hu1)DIARY version 3.10