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2005/05/02(月)
役者は揃った
本日は柏

10時から所長室で鳴海君の辞令交付式。第一期金道研の最後の役者登場である。鳴海君に対してオレから言うべき事はない。あえて言うなら、カラーを出そうと頑張るあまり、自分を追い込むことの無いように。強磁場の王道を歩んで、日本の強磁場が盛り上がり、物性研が盛り上がり、そして金道研が楽しくなるようにやって欲しい。

13時からQSS04のProceedings打ち合わせ。出席者は田中、上田、太田の各先生。GW期間中にやるべき作業の分担をお願いした。この作業、最後はオレのところで集約され、6月から7月にかけ大変なことになりそうな感じ。

それにしてもGW期間中の普通の日は気持ちが良かった。渋滞無しやったし。恥ずかしくてすべては言えないけれど、今日乗った交通機関はすべて記録的な空席率、通勤時間であった。その割には物性研は普通に出てきてはる人が多かったようだ。さすがというか・・・。


2005/05/01(日)
日曜日だけど
昼間、コイルの作業に阪大へ行った。

内コイルの3層目の外にザイロンを巻いて固めたので、これを旋盤で整形しに行った。この上にさらに5層コイルを巻くので、FRPのパーツを整形後のコイルにスタイキャストで張り付ける。気温が高いのでスタイキャストが固まりやすい。昔から「コイル作りは夏に限る」と言うが、まさにその通りである。

オレはスタイキャストに弱い。今日の作業でも手にベトベト付いたので、多分、明日は赤いブツブツが出てかゆいだろう。スタイキャストのようなエポキシ樹脂は缶コーヒーの内側にも塗られているようであるが、そんなわけでオレは缶コーヒーを飲まない。


2005/04/29(金)
スタイルをいじりました
少し時間があったので、スタイルを変えてみました。
htmlを使うのは初めてなので試行錯誤しながら改良していきます。


2005/04/28(木)
たこ焼き
本日は阪大。

やるべき事は、火曜に真空含浸した内コイルを整形してザイロンを巻いて補強するのと外コイルの真空含浸である。外コイルはここまで来れば、含浸後に整形してマレージング鋼製の補強リングに冷やしバメすれば完成である。内コイルはザイロン層をもう一度整形してから上に5層コイルを巻き、さらにザイロン補強をして終わりとなる。工程としてはあと4日分であろうか。谷口さんとの連携も良く、午後2時くらいには終了した。川内君もタイミング良く、すべての作業が終了した頃新館に現れた(らしい)。

谷口さんに、三田村マグネットの外コイル用パーツをお願いした。とにかく早く仕上げたいので、内コイルを物性研で、外コイルを阪大で作る事にした。

鳴海君とRI登録の話をした。こいつをしないと、5月にSPring-8での強磁場実験のとき困るのである。だけどオレは良く分からんので、ぜーんぶ鳴海君に任せた。

オレはマグネットの設計をするときに応力計算をしない。応力計算が正しいならば、すでに100テスラマグネットは完成されているはずで、計算方法自体が開発要素を持っているからである。それでも、電流や各層が発生する磁場などを表計算ソフトで求めている。今日、そのファイルを阪大の古いPC98からコピーした。ただし、ソフトはLotus1-2-3である。今、このソフトがあるかないか知らないが、Exellで読み込めるやろと沢井君が教えてくれたので、試してみた。まず、98からフロッピーディスクにコピーして、そいつを森さんに読んでもらったところ、ちゃんと計算できてる事も確認できたので、最終的にメモリースティックに収容した。こういうときにマックはFDDがなくて不便である。よく見るとウィンドウズマシーンにはついているのだ。ファイルの日付を見たら10年前であった、なら仕方ないか。

そして、今日の仕上げは鳴海君の送別会である。オレもたこ焼き屋のオヤジに変身して焼きまくった。できばえはイマイチであった。粉がおいしくなかったと思う。薄力粉にアクセントを付けるには何が良いのか?研究しなければならない。川内君と中川君はお好み焼き係で奮闘していた。川内君はこの準備のためにコイルのことができなかったのか、なら仕方ないか。


2005/04/27(水)
高圧ガス講習会
液化室の皆さん、すいません。久しぶりに爆睡してしまいました。今日のメインイベントのはずだったんですが、受講者が多すぎて酸欠になったんでしょうね。でも今日はそれ以外は順調でした。QSS04のファイルをいくつか変更したし、短期研究会のメールは流した。工作室のNC旋盤はやはり使えそうで、工作依頼を出す事になったし、杉本さんに頼む事は頼んだ。阪大からはマグネットの真空が引けているとの連絡もあり、だいたい予定通りや。
先週、中学、高校の同窓会で久しぶりに神戸・三宮に行った。やっぱりエエとこです神戸は。山があって波が見えて、なんか落ち着くなあ。で、思い出したのはなぜかオレがまだ小さい頃のしょうもない話。あれは、まだ小学生の頃、母親に三宮まで連れてこられてセンター街をぶらぶらしてたら、母親の知り合いにあった。そのまま喫茶店に連れて行かれてペチャクチャと延々と話が続き、オレはあきれ、だまって一人で歩いて御影の家まで帰ってしまった(らしい)。その後、母親は血相を変えて帰ってきて、オレの首根っこをつかまえてそのままタクシーに乗せ、生田警察署に連行した。オレはあちこちで謝らされ、説教されてようやく解放された。迷子(失踪?)届けを出していたそうだ。今は生田区は無くなり中央区となっている。10年前、久しぶりの神戸を楽しんだ翌日に大地震が来てしまい、悲しい気持ちと最後の風景を見る事が出来て良かったという気持ちとで複雑だった。今回も良い気持ちで帰ったので翌日が怖かったのだが何もなくて良かった。でも翌々日に尼崎があんなことになってしまった。


2005/04/26(火)
労働の続き
昨日の作業の続きをやらねばと8時すぎに登校するも当然、川内君は来ていない。一人で始めるかと新館に行ったら谷口さんが来てくれてたので二人で楽しく作業開始。今日の作業は、内コイルの真空含浸と外コイルの真空引きである。外コイルほどの大きさになると出ガスが多くて引き切れるまでに一日近くかかってしまう。何やかやで一時近くに作業は完了。東京に戻る前に三田村コイル用のFRPの材料や内コイルの芯を見つくろい、箱に詰めて宅急便で送ってなと森さんに託す。さて東京に行くか。


2005/04/25(月)
肉体労働
今日は阪大でコイル巻き。朝、例によって川内君はまだ来ていない。沢井君が入れてくれたコーヒーを飲みながら、先週復活させたマグネットでの測定の様子の話をしていたらようやく登場。新館に移動してまずは急冷マグネットの内コイルを巻いた。作業しながら聞いているラジオでJR尼崎あたりで脱線事故のニュースが流れた。かなり大事故らしい。なんか外国の事故を聞いてるみたいやなあ、JRって安全が売り物やったんちゃうの?などと言いながら、午前中に巻き終わった。昼飯をはさんで、午後は外コイルを巻いた。今日はやる気である。巻き方に改良を加え、かなり美しくなった。あとはどちらのコイルもスタイキャストが固まるまで一日放置。続きは明日である。「先生、東京にはいつ帰るの?明日は作業できるか?明後日はソフトの試合できるか?明々後日は鳴海さんの送別会でたこ焼き焼くか?」といろいろ聞かれるが、こちとら明日の予定も立たない身である。とりあえず、明日の作業はして帰るつもりだが、その後は分からん!でもたこ焼きは魅力的やな。久しぶりに焼いてみたい。


2005/04/22(金)
ちょっとは働こう
ちょっとは働こうと思っている。その前にやらんといかん仕事を片づけて・・・とリストアップしたら、科研費がらみ3件、短期研究会1件、昨年の国際会議関係1件と、数えるんじゃなかったと後悔した。人間あまりに多くのやらねばならない事を目前にすると、とてもやる気が湧いて来ない。やっぱり体を動かす方がエエわと思い直し、工作室のNC旋盤で工作ができるかなと行ってみた。しかしこれも準備がまだかかるようで、今すぐ楽しい工作の時間とはならない様子。松尾君とどないすんねん工作を、と、うだうだしゃべる。午後からは「大学院進学ガイダンス」で多くの若者を見た。ちょうどその前、今度作るコイルは三田村さん用に設計しようかと三田村氏と話が出来た。やはり今日は働く気があるみたいだ。阪大からパーツを取ってこよう。


2005/04/21(木)
ラッシュアワー
4月11日から東京駅発江戸川台行きのバスの本数が減っている。よく使っていた7:30発が無くなり困っている。現在、通い方を研究中。今朝は、東京駅を6:46に出発、上野7:02、柏7:30着。ここまでは順調。バス停に行ってびっくり。大行列大会で、どの列に並べば行きたいところにいけるのか分からん状態。運良く並んだ列が当たりで、がんセンター行きに乗れはしたが、十余二まではすっごいラッシュ。明日はどないしよ?


2005/04/20(水)
とりあえず
ホームページが出来つつあります。
実験装置もちょっとずつ立ち上がっています。
マグネットを作る環境もだんだん整ってきています。
研究室を立ち上げ、ゴールに向かうまでの日々をこのページに書き連ねて行きます。


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shiromuku(hu1)DIARY version 3.10